つまり専有部分とは「自分専用のスペースとして利用できる室内の面積」なんですね。
ところが、ここで注意しなければならないことがあります。
それは、
㎡が大きい=部屋(居住スペース)が広い
と決まるわけではない、ということです!
バルコニー部分を除いた箱=「㎡」の数字が同じ40㎡であったとしても、
の場合は、居住スペースであるリビング、ダイニング、寝室が狭いでしょう。
ちなみに、バルコニー以外に㎡に含まれないものとしては、
①玄関ポーチ
②ベランダ、テラス
③ロフト(狭いもの。一定数を超えると㎡に含まれます。)
【豆知識】
ベランダ=屋根がある
バルコニー=屋根がない
テラス=1階でリビングにつながっていて屋根がない
※マンションではバルコニーということが多いですね。
上階のバルコニーの床部分が結果的に屋根の役割を果たしますので!
まとめ
㎡が大きくても実際に住めるスペースというのは、
トイレ、浴室、玄関の面積
を差し引て考えなければなりません。
サイトに載っている㎡は=共用部分(バルコニー)を除く「箱」大きさ=専有部分
㎡が大きい=部屋が広いと決まるわけではない!
なので、数字だけで判断をしないで実際の部屋を見てみましょうね!
㎡のことを知っておくと、物件選びがスムーズになるのでぜひ覚えておいてください!
<不動産表示に関する規定>
必要な広さ(畳数)の目安(下限)
居室(寝室)数 | DK | LDK |
---|---|---|
1部屋 | 4.5畳 (7.29㎡) | 8畳 (12.96㎡) |
2部屋以上 | 6畳以上 (9.72㎡~) | 10畳以上 (16.2㎡~) |
1㎡=1.62畳として計算