賃貸物件探しで失敗しないための秘訣を大公開!
ネットの物件情報に騙されず、賢く理想の住まいを見つける方法とは?
立地、広さ、築年数、費用の4つの数字のポイントを押さえれば、あなたの部屋探しは劇的に変わります。
重要な注意の落とし穴と確認すべきポイントを徹底解説します!
はじめに
数字に騙されるな
賃貸物件を探す際、ネット上の情報に惑わされることがよくあります。
例えば、家賃6万5千円と表示されていた物件が、不動産会社に行ったら7万円だったというケース。
「いや、すみません入力ミスです」と言われても…ちゃんと内部でチェックしていないの?ってないますよね。
そこで、抑えるべき4つの数字のポイントを徹底的に解説します。
ポイント1:立地 - 徒歩〇分の罠
徒歩分数の正確な測り方とは?
意外と知られていないのが、「徒歩10分」の実際の距離は約800メートルということです。
不動産広告では、80メートルを1分と計算しています。
これは平たんな道を女性が歩ける距離・分数となっています。
え、本当に80メートルを1分で歩けるの?
って思いますよね。
そこで次2つをチェックしてみてください。
- ①Googleマップでの距離確認
- 始点・終点を正確に合わせること!
- 意外とルートが遠回りしていたり、始点がずれていることがあります。
- ②現地での実際の歩行体験
- 坂道、信号、交通量、人通り、明るさ、街並みなど環境次第で歩行時間に違いが出る場合があります。
- 例えば、住宅街を歩く徒歩7分よりも商店街を歩く徒歩10分のほうが近く感じたり、駅までが上り坂と家までが上り坂だとどちらが許容範囲なのかなど、このあたりに個人差が出てきます。
- ネットで確認、現地でも確認!
- あなたがいつも歩くペースで確認することが重要です。
ポイント2:広さ - 平米数に騙されるな
数字だけではわからないんです。
思ったより狭く感じる、広く感じるということが起こりがち。
同じ6帖と表記されていても、感じ方が全然違います。
違和感を感じるポイントは以下の通りです。
- ・カウンターキッチン
- ・マンションの柱
- ・広すぎる玄関
- ・変形した間取り
- ・低い天井
数字だけでなく、実際に見て感覚的な広さを確認することが最も大切です。
ポイント3:築年数 - 綺麗さは数字だけでは判断できない
一般的に築年数に対して大きく左右されるのが「綺麗さ問題」。
気を付けるポイントとしては今までと同様、個人差があり、お部屋によっても差があるということです。
新築に住んでいた場合は築5年でも古く感じたり、築30年以上の物件に住んでいた場合は築20年でもきれいに感じたりします。
お部屋によっての差に関しては、
- ・前の入居者の使用状況
- ・管理会社のメンテナンス状況
- ・リフォームの有無
- ・設備のグレード
によっても異なってきます。
例えば、ガスコンロを設置するタイプのキッチンとガスコンロが組み込まれているシステムキッチン、これだけでも綺麗さの感覚は違ったりしますね。
チェックのポイントとしては、
- ・インターネット上の写真を鵜呑みにしない
- ・現地で実際の状態を確認する
- ・リフォーム済みかどうかを確認
ポイント4:費用 - 隠れた料金に注意
【礼金ゼロの罠】
- ◇学生が集まる街→礼金ゼロ
- ◇都心部→礼金1ヶ月
- ◇人気エリア→礼金2ヶ月
- という場合が多いですが、必ずしもそうとも限りません。
- 礼金ゼロは魅力的に見えますが、代わりに家賃が高くなっている可能性もあります。
- これは家賃が高いからダメということではなく、初期費用を抑えることが大事なのか、毎月の家賃を抑えることが大事なのかという比較検討のお話です。
- ハイグレードで家賃は高いけれど初期費用がものすごく安かったりというのもあります。
- 礼金がゼロだった場合は家賃も含めたトータルバランスを考慮してみましょう。
【敷金ゼロの注意点】
- 退去時のクリーニング費用などを別途請求されることがほとんど。
- これは契約書の「特約」に書かれています。
- 敷金というのは、入居中の家賃滞納や借主が負担する賠償額などを補填するために、契約期間中に預けておくお金で、退去の際は戻ってくるものです。
- ところが、敷金ゼロの場合、お金を預けていないので、契約時に退去の際はルームクリーニング代を支払ってねという流れが多いです。
費用面で知っておいた方がいい、この言葉
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」
この格言は部屋探しにもぴったりです。
安さに惑わされず、本当に自分が求める条件を忘れないことが大切です。
最後に
賢い部屋探しのために
「安い」って魔法のような力がありますよね。
ものすごく気に入った物件があったのに、初期費用で敷金礼金が1ヶ月ずつだから、やめておこうってなっていませんか?
特に気に入ってもない物件に、払う費用が無駄だとということで、住もうと決めたりしていませんか?
無駄に思える費用でも済みたいと思えた物件に払う費用は無駄でないかもしりませんよね。
除菌消臭費、事務契約手数料、24時間サポート費用…
募集元の会社が設定しているものは必須のものが多いので、契約の際はもうセット料金!と割り切ることも必要な場合もあります。
念のため、省けるかどうかの相談をしましょう。
安さの裏に何か隠されていないか、相場から大きな差が出ていないか比較検討するようにしましょう。
そして今回の4つのポイントを踏まえ、数字に惑わされず、現地確認を徹底することが最も重要です。
各物件の特徴をしっかり踏まえて、自分に合った理想の住まいを見てみましょう。
賢明な部屋探しは、時間をかけて慎重に行うことで成功します。
この記事が、あなたの次の住まい選びの助けになれば幸いです。